月刊誌「みちしるべ」2025年7月号のご案内

聖書の福音をあらゆる角度からお伝えるする月刊小冊子で、ご希望の方に毎月無料でお送りしております。
問合せページからお申込みください。なお、電子書籍版についてはこちらで閲覧可能です。

○冤罪

バイクに乗っていたある日、ひき逃げ犯と疑われ警察から取り調べを受けた経験をしました。何も罪を犯していないにも関わらずにさばかれるとしたら、それは恐ろしいことです。しかし、イエス・キリストは全く罪を犯していないのにも関わらずに十字架につけられました。それは私たちすべての人間が神の前に犯した罪を自らが代わって背負われたものだったのです。
「神は、罪を知らない方を私たちのために罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。」(Ⅱコリント5:21)

○あなたへの手紙

私たちすべての人に宛てて書かれた一つの手紙があります、それは聖書です。差出人は唯一のまことの神で、罪人である私たちが直面しているさばきからの救われる方法を伝える神からの愛の手紙です。
「これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるためであり、また、信じて、イエスの名によっていのちを得るためである。」(ヨハネの福音書20:31)

○養い

私たちが住んでいる身近には多くの生き物が生息していましたが、それらすべてのものを創造し、そして能力を与えて生かしてくださっているのは神であるとイエス様が教えてくださいました。私たちは日々多くの悩みを抱えながら生きていますが、小さな生き物にも気を配ってくださる方が、私たちのことを心配なさらないはずがありません。この神様に、あなたの人生の重荷をゆだねてください。
「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたのことを心配してくださるからです。」(Ⅰペテロ5:7)

○アテネの町の狭き門

今から2千年前、パウロはアテネで伝道し、その町の人々にイエス・キリストの十字架と復活をとおし、終末のさばきを伝えました。人々の反応は今も昔も変わらないもので、当時の人々もそのことばを受け入れる人々は多くありませんでした。しかし、その狭き門をとおってこのことばを信じて救われた人々もいました。ぜひ、聖書をお読みになって、滅びに向かう大きな門ではなく、いのちに至る狭い門に入るかたとなられますように。
「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広く、そこから入って行く者が多いのです。いのちに至る門はなんと狭く、その道もなんと細いことでしょう。そして、それを見出す者はわずかです。」(マタイ7:13,14)

〇著名人と聖書25

【ロレンソ了斎】フランシスコ・ザビエルと出会ったことで福音を信じ、信仰者となったロレンソは、その生涯に渡って福音を人々に伝え、織田信長や豊臣秀吉もまた、彼から福音を聞いています。しかし秀吉によるクリスチャン迫害にともなって長崎に追放されましたが、そこでも彼はそこに住むクリスチャンを助けて行動しました。彼の生涯は神からの光に絶えず照らされて信仰の道を歩んだ人生だったのです。